ウイスキー飲みたい
近況報告
ご無沙汰しております、VMGです。
ブログの更新も春以来ということで、前期のまとめすらしていませんでした…。別に誰に求められているわけでもありませんが(笑)
このブログのモットーとしては、順調なのかなとも思うこの頃です。
今回のブログは前期の振り返りを、あえて後期の中だるみ時期にしてみようと思います。(と書きだしたまま放置しており、2月下旬に至ります。)(公開に至ったのは3月の中旬という怠惰っぷり…)
ひさしぶりなので、若干の説明ですが、文中に文字色が変わっている箇所があると思います(たぶん青色に)。そこにはリンクが貼られているので、クリックしていただくとリンク先に飛べます。(上記の「春以来」「モットー」など)
それでは、レッツラゴー!
~本日のお品書き~
ウイスキーを飲みたい
ウイスキーを絶つ
本題に入る前に小噺を1つ。
大の酒好きな私ですが、そのなかでも特に好きなウイスキーを2024年から絶っています。
たまに飲みたくなる衝動に駆られますが、ビールがあるのでギリ耐えです。
「なんで飲まへんねん、飲みたきゃ飲んだらええがな」なんて声が聞こえてくる気がしますが、そこには少し理由が…。
「男はつらいよ」
みなさん、ご存じでしょうか?
恥ずかしながら、私はまだ観たことがありません。
中学時代、部活の遠征試合で柴又を訪れる機会が多かったので、寅さんの銅像はよくみていました。
風情のあって良い街ですよね!
試合日程が決まると嬉しかった、数少ない遠征先でした。
さて、「男はつらいよ」で”車寅次郎”役を演じたのは……、そう、渥美清さんですね。
何かを手に入れたければ、何かを我慢しなければならない
同じ時代を生きていないこんな若者でさえ、”渥美清”という名前は知っています。
そんな、後世にも名を遺す国民的スターでも、売れない時代というのは存在するものです。
かつて売れない時代を過ごしていた渥美清さんは、ある日、友人から、「何かを手に入れたければ、何かを我慢しなければならない」といわれたそうです。
後に訪れた、小野照崎神社にて「タバコを辞めるから売れさせてくれ!」と参拝したところ、「男はつらいよ」の主演”寅さん”役が決まったんだとか…。
小野照崎神社の御祭神は、小野篁公であり、学問や芸能の神として有名です。
それもあってか、その逸話以来、何かと引換えにお願いする人たちが多くいるそうです。
渥美清さんにあやかり、大阪の若手芸人でも何かを我慢する流れがあるそうで、それを”絞る”というんだとか…(笑)
じゃんけんでチョキを”絞る”BKBが個人的にツボです。
そんなわけで、私も何を絞ろうかと考え……「ウイスキー」に至りました。
なんで「酒類」全部ちゃうねん!というツッコミありがとうございます。
私はタバコを吸いません。
タバコを絶った渥美清さんも、お酒は飲んだことでしょう(知らんけど)。
ならば、絞るんは「ウイスキー」で許してほしいところです。
この話を、私の友人にしたところ、「それじゃ、おれは”鮭にぎり”を絞る」とかゆうてました。
みなさんも是非!(笑)
前期のまとめ
総論
今回は前期だけの記事にします。
中の下くらいの感覚?として参考?になれば幸いです。
上位の人たちとは、理解の深さや単純な量で劣っているのだろうなと1年かかって痛感しました。
1年全体の反省点としては、復習が足りなかったことです。
既存の論証集に授業内容を踏まえた改訂作業をしていれば、今頃どんなに楽だったでしょう・・・。
主な原因はさぼりすぎた夏休みにありますが、授業期間で少しずつでも進めておけばよかったなと後悔です。
各科目については、参考になった教材の紹介と、どんな感じの授業かを中心に記しておきます。
勉強方法を教えられる立場にないので、残り1ヶ月ほどの春休みをどう使うのか、主に弊ロー新入生や未修1年次の皆様の糧になれば幸いです。
基幹科目
・民法総合1(YSMS先生)
指定教材:民法総合・事例演習
使用教材:ストゥディア,潮見プラクティス,紛争類型別
前期で1番しんどかったです。
実体法上の論点,問題点について、主張立証責任をどちらがどのように負うか,体系的にどのように整理されるかを学びます。
要件事実で民法を考えるということが(未修1年次に触りはしたけど)初めてなうえ、実体法上の論点もレベルが高いので、ついていくのに必死でした。
未修,春休みのうちに紛争類型別を1周は読んでいたので、拒絶反応なく入れましたが、”なぜ?”まで踏み込んで議論される授業には対応できませんでした。
“抗弁”と”否認”が分からない,問題文中から”訴訟物”を特定できない,という方は、要件事実又は紛争類型別を一読しておくことをオススメします。(もはや民訴の教科書でもいいと思います)
前期は、総則と契約法なので、苦手意識がある方は、ストゥディア(特に総則)を一読しておくといいと思います。
授業で展開される議論は、復習起案をしながら、要件事実表をみて復習していました。
試験前にざっと見直すものがあって良かったので、オススメです(というより、凡人はしないと沈むと思います)。
私は、友人と復習起案をしていました。多くの人がしてると思います。
大キライだった民法も、この民法総合1のお陰で、おもしろさが分かった気がします。
得意になったかはさておき、キライでないことは学習する上で大事だと学びました。
要件事実のおかげで、なんでこの論点が生じるのか(そうゆう主張したいからなんですけど…)、論点の発生源とでもいいましょうか、、スッキリ整理できたものは多いです。
ぜひ、お楽しみに。
・商法総合1(SRI先生)
指定教材:会社法事例演習教材
使用教材:紅白本,江頭本,会社法大要,百選
ハッキリゆうて、先生ガチャ大当たりでした。 (他を知っているわけではありませんが)
先輩ノートを活用するのは生存戦略として重要ですが、内容の吟味は必要です。
何度か、詰められているのを目撃しました……(株式の準共有は注意です)。
ソクは、予習段階でどこまで分かって,どこから分からないかを明確にしておけば、先生の方で引き取って解説してくださいます。
タイムスケジュールが綿密に練られていると思われるので、冗長な回答や論旨不明な回答は途中でバッサリいかれます。
また、たまに授業前にあらかじめ、ソク予定者への根回しがあります。
「ここ当たる予定だけどイケる?難しとこだから、詰まったら引き取るね!」と、事前のケアが厚いです(笑)
難なく答えて欲しいところはバシバシ進みますので、メリハリがしっかりしてます。
かなりのスピード感で進みますので、未修からの皆さんは、ひととおり復習しておく方がよいかと思います。
指定教材の「紛争解決篇」が前期の範囲です。
・民事実務基礎
指定教材:要件事実,民事判決起案の手引 ,民事訴訟一審手続の解説
使用教材:紛争類型別,じれかん,規範的要件について
裁判官の先生が担当してくださいます。
岡口先生や大島先生の本を使用するクラスメイトも多かったですが、分厚い本を読む気にもなれず、紛争類型別と要件事実の本のみを使用しました。
それでも平均点はとれたので、予備口述を見据えた方でなければ、紛争類型別と要件事実で足りるのではないでしょうか。
というよりむしろ、この本で平均点なのも問題ですが、周りのレベルも高いのでお許しください……。
・行政法総合 (HRD先生)
指定教材:ケースブック行政法
HRD先生のレジュメが素晴らしくまとまっているので、それにそって知識をアップデートしていきました。
復習,予習課題がソクラテスなので、課題をこなすための自主ゼミを組んで事前準備をしていました。
体系的に行政法を紐解いてくださるので、非常にタメになりました。
行政法に苦手意識のある方は、基本書なり問題集なりで、”なんかココ分かんないな~”という箇所をピックアップしておくと、授業のときにスッキリすると思います。
未修からの皆さんは、昨年度扱った判例はもう一度復習して、どのような問題意識かだけはさらっておくと良いかとおもいます。
・刑法総合1(YSTK先生)
指定教材:ケースブック刑法
使用教材は、あの悪名高きケースブック刑法ですね(笑)
ご安心あれ、、YSTK先生の授業では、ほとんど使用せず、「質問票」を中心としたソクラテスが展開されます。
はっきりゆうて、2年次で最も緊張感のある授業でした。
初回授業の冒頭では、「授業中、机に○○○○を置いていても怒りませんから、安心してください」と、笑えないジョークをぶっ放したところから始まりました。(さすがに本の名前は伏せておきます…)
なにかと噂の絶えない先生かもしれませんが、ロー生たるもの、噂に惑わされているようで、どのように刑訴の証拠法を解くのでしょうか……?
百聞は一見に如かずですから、1/3の確率で引き当てた方は、ぜひご自分の目でお確かめください。(前期ハズレても、後期は1/2になるので、半分以上の確率で当たります)
私は好きな授業でした。
バシッと言い切ってくださるので分かりやすいですし、質問対応も丁寧です。
質問しにいったけど冷たくあしらわれたという方は、質問内容が明確ではなかったのではないでしょうかね。。
ものすごく聞いてくださるし、悩んでいるところを一緒に悩んでくださります(ときにズバッと斬られますが…)。
個人的に、授業内容では、不作為犯論や実行の着手論が非常に勉強になりました。
ただぁ~!!
予習の仕方は考えた方がいいです。
予習は、「質問票」についての検討です。
サボれとはいいませんが、あの質問票を全て完璧にこなすことは、少なくとも凡人にはムリです(他科目もあるので)。
なので、自分のソク部分は、週末をささげる気でやりこめばいいと思いますが、全くソクがこない部分は、授業を受けて完結するくらいの予習に留めとくのがいいと思います。し、予習で解決するのであれば、授業いらんやんってなるので。
先輩ノートもあるそうですが、私は有効なモノを知らなかったので、イチから予習を楽しんでいました。
予習を基本刑法でやるのには注意が必要です。
おそらく「因果関係の錯誤」で最初の壁に当たると思いますが、毎年恒例の通過儀礼なので、お楽しみに。
・刑事訴訟法総合1(HRE先生)
指定教材:ロースクール刑訴法
使用教材:LQ,川出判例講座
ロースクール刑訴法のクエスチョンに沿って、判例の理解に努める授業です。
川出本を読めば、予習に困ることはないです。
これはマストバイです!!!
ソクは、授業開始直前に、教室に掲示されます。
名前順ですが、どこから始まるかはランダムです。
予習量は、前期で一番多いです。
だいたい土日は、(月)(火)にある民法総合と刑訴法の予習でほとんど潰れていました。
さいごに
未修からの方からすると、今年1年はかなりキツいと思います。
もちろん、手を抜こうと思えばいくらでも抜けますが、周りは既修で入ってくる人たちで、とても優秀です。
進級要件であるGPA2.00を超えるためには、手を抜いては厳しいです。
私は、基礎科目から基幹科目で、GPAが0.35下がりました。
目安として、素点で3~5点くらい下がるイメージです。
ABC評価の下限にいると、1つ評価をさげてしまいます。
逆に、成績が上がった科目もあるので、あまり怖がり過ぎず、適度な緊張感でがんばってください!
私は、未修のときから比べて、平均して1日2時間ほど勉強時間が増えました。
主に予習時間が増えたなという感覚ですが、ここらへんをうまくやりくりすることができれば、復習にもっと時間を使えたのではと反省しています。
そこらへんは、3年前期に生かしたいところです。
そういえば、自主ゼミの話をしていませんでした。
上記の、民法総合の復習起案ゼミは3人,行政法の予習ゼミは9人でした。
その他に、毎週2科目分の司法試験を起案検討するゼミを4人でしていました。
ノド元過ぎればなんとやらで、今になって2年次を振り返ってみると、しんどかったことも多くありますが、楽しかったことの方が多いですかね。
良いクラスメイトに恵まれて、刺激的な日々を送れたのだと思います。
先日、ついに司法試験の願書を受け取りました。
いよいよですな。。。
それでは、ごきげんよう。さようなら。
未修の"いろは"(後編)
マニア
どの界隈にも「マニア」と呼ばれし卓越した知識を持つ方がおられます。
「鉄道マニア」「切手マニア」「文房具マニア」に「イルマニア」…あ~い!(すみません(;'∀')
と、どんなことも突き詰めて習得するってかっこいいですよね。
今後、なにかを「マニア」と呼ばれるほどに極めるとしたら、「漫画マニア」なんて目指してみたいものです。
これまでほとんど漫画を通らず育ってしまったもので、会話に入れないこともしばしば。ここだけは唯一、両親の教育方針に不満をもっているところです。
大学時代に、「刃牙」と「ヒカルの碁」だけ履修しましたが、他に知っているのは「MAJOR」「ROOKIES」「ドカベン」の野球ものくらいです。
※この作品たちだけで私の世代を当てるのはかなり困難では…??
先日、クラスの打ち上げで、お茶の間に流れていたアニメの話題から「ヒカルの碁」の話に。
1つの漫画についてわいわい語り合うのってこんなにも楽しいんですね……。
やっぱ北斗杯編はみんなスッキリしてないのね(笑)←こうゆう気持ちを共有できたのに感動…あと5Lくらい飲んでたら泣いてた。
ところで、法律、とりわけ司法試験受験生界隈でいえば、「基本書マニア」なんて呼称があったりします。
”基本書マニアは受からない”なんてゆわれることがあるとかないとか、
若干の嫌味を含んでいるようにも感じますが、基本書を読む目的が、”司法試験”ではなく、”基本書を読む”になってしまっては、合格からは遠ざかってしまうのかも知れませんね。
さて、今回は「後編」ということで、「前編」がまだの方は、ぜひそちらを先にご覧ください(本文中、青色になっている部分をクリックするとリンク先に飛べます)。
【本日のお品書き】
後編
「前編」でも述べたとおり、「後編」では、各履修科目について、怒られなさそうな範囲で紹介していきます。
ついでに、1年次の私の「基本書」たちを、使用感とともに記しておきます。
「基本書」の定義がよくわからないので、最広義に予備校教材を除く法律についての書籍すべてとします(行政の定義みたい)。
講義での指定教科書と私の使用教材とで分けておきますので、参考にしてみてください。
弊ローの令和6年度の担当教員はかなり変わっていると思います。
科目ごとの雰囲気を知るもよし、先生の雰囲気も知るもよし、入学前になんとなくでも心構え?気持ちづくりしとくといいかもしれませんね!
ほな、レッツラゴー!!(古い)
前期
基礎科目
・民法 総則 YK先生
指定教材:ストゥディア 総則
使用教材:ストゥディア 総則,ロープラ総則物権
1年次、最重量級ソクラテスの使い手でした。
ソク順は1周すれば法則がリセットされるので、なんとなくわかりそうなところで初めからです。
…そう、まさにエニグマなのです。
実は最終回にタネ明かしがあるのですが、結構シンプルなルールでできていて、拍子抜けしました(笑)
映画ではたしか、パブかどっかで閃いてましたね!
1番好きな映画なので、気分転換にぜひ観てみてください。
受験生界隈で「閃いた」はご法度ですが…。
講義の予復習としては、ストゥディアで十分でした。
講義内容との互換性がバッチリなので、予復習のとき、ストゥディアを軸に肉付けできたと思います。
ロープラは、代理を中心に解きました。全く知らない論点が論文にでてもイヤなので、講義でほとんど扱っていない分野も解説だけは読むようにしました。
後期に自主ゼミで取り組みましたが、いい復習になりました。
ただ、模範解答がないので個人学習には向かないように思います。ネットに転がっている正しそうな答案を見たり、BEXAが販売している模範答案などを見るのもいいかもしれません。
・民法 物権 NGN先生
指定教材:LQ物権
使用教材:同上
ソクラテス形式ですが、質問の誘導が優しいうえに、無茶苦茶な回答をしても、あり得ないくらい拡大解釈して受け取ってくださいます。
自分なりに解答を用意して講義に挑めば足ります。ソクラテスは席順でした。
レジュメと講義スライドが神です。
スライドは接続詞を補えば、そのまま答案になるレベルにまとまっており、なおかつ要件事実ベースで進むので、2年次以降との兼ね合いでもいい講義でした。
弊ローでは伝統的に要件事実で起案するように指導されます。
1年次は論点ベースでも点数をもらえますが、頭の片隅には置いておいた方がいいと思います。
私は各回、5時間~10時間ほど予習にかかっていたと思います。(LQ読む時間も含めて)
LQですが、予習時に気になる箇所をつまみながら読んでいました。
書いていないところは、補助的に安永物権を読んでいました。KULINEでも読めるので購入しませんでしたが、2年次で使用頻度が上がれば購入を考えています。
・民法 親族・相続 KMR先生
指定教材:LQ親族・相続
使用教材:同上
一方的な講義形式で、ソクラテスはありませんでした。
予習はLQの該当箇所を読む程度でした。こちらは、予習というより復習ベースになるかと思います。
現在はストゥディアが刊行されているので、そちらをはじめの1冊にするのもいいかもしれません。
・憲法 人権 DI先生
指定教材:日本国憲法論
5人1組くらいで班分けがされ、各回ソクラテスの担当があります。およそ2回はソクラテス担当が回ってきます。
予習は、一行問題形式です。
ソクラテスの内容が質問そのままなので、担当回だけ、派生したソクラテスに対応できるよう念入りに調べれば、最低限は大丈夫です。
復習課題として、事例問題の答案を班分けされた復習グループで提出しなければならないのが、1度回ってきます。手厚い添削がされ返却されます。
指定教材は、なくても普段の予習には困りませんでしたし、自習室の書庫にあるので、適宜参照していました。
令和5年度の期末試験で、「日本国憲法論」未購入者ホイホイ問題が出たので、購入しないにしても、試験前に目を通しておくほうが良いと思います。
ほとんどの人が書けてないので、書ければ相対的に浮くという感じでした。
基本的には、NBSで全体像を見てから、基本憲法や射程本で整理するようにしていました。ですが、これらでは、判例学習がまだまだ足りないと感じました。
・刑事訴訟法 HRE先生
指定教材:LQ
講義は一方的に喋り続ける形式で、ソクラテスはありません。
レジュメがLQの行間を埋めてくれるので、非常に親和性が高いです。
スピードはおそらく1年間の履修科目で1番早かったです。
特段の予習の必要性はありませんが、講義範囲のLQないしストゥディアを一読して各回を受けるほうがいいと思います。
そこそこ学習が進んでいて自信がある方でないと、あのスピードで理解するのは困難だと思います。
講義後に個別で質問にいくと、親切に対応してくださいます。
基本刑訴は、まとめるときに図を参照していました。
見やすく分かりやすい図になっているので、オススメです。
・刑法総論 TKYM先生
指定教材:たのしい刑法
応用刑法のおかげで、かなり解像度あがったのかなと思うところです。
基本刑法でおおよその流れみたいなのは掴めたつもりになったから、2年次で少しずつ補正していけたらと思います。
さすがに来年度は井田本を読みます…。
司法試験では学説対立が出題されるので、その点で有意義な時間になりました。
選択科目Ⅰ
・伝統中国の法と裁判(伝中)
中国史。
試験は持込不可ですが、落単者はほとんど出ません。
後期
基礎科目
・民法 債権総論 NSUC先生
指定教材:ストゥディア,潮見プラ or 中田債権
使用教材:潮見プラ
無限に続く穴埋め問題の予習地獄でしたが、その予習内容がそのままソクラテス内容なので、ソクラテスの負担自体は軽いです。
名前順でのソクラテスでした。
予習自体は、潮見プラと中田債権総論で対処でき、該当箇所をヒントとして与えられているので、ひたすらに処理するだけのものですが、各回5,6時間はかかっていたと思います。
終盤は“先輩ノート”に甘んじたので、ざっくり該当範囲の潮見プラ等を読んでました。
・民法 債権各論 KMR先生
使用教材:同上
復習ベースの講義スタイルなので、予習は潮見イエローの該当箇所を読んでくる程度です。
復習として解いてくる事例問題がソクラテスの題材です。1回で3人程度当たります。
不当利得は類型論を採り、不法行為法は相当因果関係説ではなく保護範囲説を採るので要注意です。(おそらく予備校本とは異なる立場になります。)
講義後の質疑応答では、お昼の時間を超えても対応してくださいます。
個別に対応してくださるときには、(聞き方を間違えなければ)かなり踏み込んでご指導くださいます。
潮見イエローは、ただ通読しても頭に入ってきませんでしたが、講義も相まって、不当利得はかなり違う景色の見え方になりました。
こちらも講義のスピードが早いので、ストゥディアないし潮見イエローに目を通しておくのがいいと思います。
・商法 SITU先生
指定教材:神田会社法
講義は1人1回必ず当たりますが、挨拶程度の会話なので、特に心配いりませんでした。
レジュメがスカスカなので、講義は速記で行間を埋めるのに必死でした。
講義後には、イイ感じにまとまったノートの完成です!
百選についてよく質問しにいってましたが、丁寧に対応してくださり、分かるまで掘り下げてくださいます。
たまに逆問答にあい、授業中より鋭いソクが飛んでくることもあります。ライフで受けましょう。
紅白本は、かなり柔らかい日本語でまとまっている印象で、なじみやすかったです。
付箋をペタペタ貼りながら、まとめノート化させてました。
講義で出てきた判例を百選で潰していました。
だいたい8割がたの判例には当たれたかなと思います。
・民事訴訟法 YK先生
指定教材:LQ
講義は、LQをひたすら叩いて、正しい定義,用語法をマスターするというものです。
判例学習が一切ないので、自分でどうにかするほかありません。
その点、予習のソク準備段階から和田本を使っていたので、ついでに判例もチラっと見れたのは良かったです。
夏休みにストゥディアを通読しておいたので、全体像を軽くさらえたかなと思います。
ですが、あまりまとまりが良くなく、個人的には、和田本だけでよかった気がします。民事訴訟法に触れたことがなく、短時間でとりあえず一周見ておきたい人にだけオススメします。
・憲法 統治 MUR先生
指定教材:LQ
使用教材:LQ
LQ読んでおけばどうとでもなります。
それ以上でも、以下でもないです。
・行政法 SD先生
指定教材:基本行政法ほか
神講義です。ソクラテスはありません。
徹底的に試験対策的な講義をしてくださいます。
なにより、レジュメがもはや参考書レベルの仕上がりで、演習編と合わせて、これを深くやるだけで定期試験はバッチリです。
質問対応も手厚く、とことん寄り添って教えてくださいます。
サクハシの方が目に優しく感じるので、サクハシをよく読んでいました。
精読行政法判例は、判旨の横に判例の構造がまとめられているので、講義で扱った判例については見に行ってました。
百選2冊買うくらいなら、こっちの方がええやろという感想。
・刑法各論 TKYM先生
指定教材:たのしい刑法
使用教材:基本刑法Ⅱ
共犯論が沼なので、夏休みに予習しておくといいと思います。
財産犯までしか終わってないって話する?(笑)
選択科目Ⅰ
・近代日本の社会変動と法1(近ジャパ)
近代の日本史。
持ち込み可(紙のみ)の試験でした。
私は持ち込み可の仕組みに不慣れで講義メモとレジュメしか持ち込んでないのですが、中には辞書や労働法,家族法の教科書を持ち込んでいる方もおられました。
未修と既修で問題が異なるので、未修1年次に履修することをオススメします。他の選択科目は既修と張り合わなければならないので…。
出席確認はありませんでしたが、試験時に密告制度があります。
チクリとされないようにしましょう…。
・都市地域計画
まじで行政法。
行政法(特に建築許可や土地区画整理事業)の個別法理解が深まりました。
問題は、法律論から3題,政策論から3題。そこから2題自由に選択して論述するものでした。
公共政策大学院も同じ講義を受けているので、政策論もありますが、ロー生でも政策のみを2題選択することもできます。
行政法と同じ日に試験があったので、親和性が高く、試験直前の空きコマだけ勉強すれば足ります。
通年科目
法律基礎科目演習
事例問題の起案とその講評を受けます。
起案したものは、弁護士の先生に添削していただけます。あたった先生の熱量によって添削にバラつきがあるので、あんまり成績評価自体を気にする必要もないのかなと思います。
合格答案か不合格答案しかなく、一応、A+〜Dの成績評価はつきますが、あくまで参考程度だそうです。
過半数で合格答案を作成し、出席回数に問題がなければ単位はあります。
刑法2回(総論,各論),民法2回(総則,債権総論),憲法2回(人権,統治)(令和6年度は統治でなく行政法になるはず),商法1回でした。
おわりに
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
ご不明点などありましたら、お気軽にDMやコメントください。
「未修」は、内外野からいろいろ言われることも多いかと思いますが、気にしてたら負けです。
もし弊ロー未修に入学予定の方が読んでくださっていれば、春にお会いできることを楽しみにしております。
その他の方も、VMGおつかれ!と思ってくだされば、飲みに誘ってください。
さてさて、私もそろそろ勉強に戻ります。
貴重な休憩時間を使ってくださり、ありがとうございました。
それではみなさん、ごきげんよう さようなら
未修の“いろは”(前編)
いろは歌
いろはにほえと♪ ちり盗人!!
るをわか探偵!
と、ドロケイをした昔が懐かしいです・・・
え?ケイドロだって??
んん?ドロジュン…たしかに、巡査かも知らんけど…(笑)
皆さんの地域では、なんて呼称だったでしょうか?
………、いろは歌でチーム分けしない??
……んなことないでしょ…えぇ…(笑)
答案のナンバリングで、イ,ロ,ハを使われる方を稀に見かけます。
だいたい(ⅰ)(ⅱ)で終わりますが、それさえ使い切ったらイロハになるのかなと思うところです。
そうなったら構成がおかしそうですね。
【本日のお品書き】
はじめに
今回は、ロースクール未修(特に弊ロー)に入学される方へ向けて書きたいと思います。
というのも、先日、とある入学予定者の方から、未修について教えてくださいとご連絡いただきました。
振り返りがてら、未修の1年間を書き殴ってみると、Word8枚にもなってしまったので、一部修正してここにもアップします。
私も、入学前に諸先輩方のブログを参考にしましたので、誰かの助けになれば幸いです。
修正点としては、TDN文字への変更と私個人の使用教材と使用感の追加です。
未修1年次に使用した教材とその感覚を残しておいて、卒業時にどうそれが変化しているか、、「備忘録」なんでね、一応。
はじめに断っておきますが、私は成績優秀者でもなんでもなく、およそクラスの中央値にいます。
使用している教材を批判的に検討するもよし、完成度が足りひんお前の問題やろと見るのもよし、いろいろ踏み台にしてください。
既修の方が読んでも面白くないと思いますが、未修の世界に興味があればどうぞ。
では、未修入学予定のあなたに捧げます。
本題はまだよ
今回は「前編」と題して、弊ローについて大まかに総論?的な話をしていきます。
各科目については、「後編」で!
なので、既修入学の方にも若干の有益情報はあるかもです。
まずは"前編"
・クラス
1クラス30人ほどで、だいたい毎年1割ほどが原級留置になります。
弊ローでは、1番最初の講義で、“クラス代表”という大学事務局とのつなぎ役を数人決めます。主な役割としては、年2回大学への要望を募り、事務局との話し合いの場で意見交換をします。
だいたいその“クラス代表”を中心に、GW前後で飲み会を開いて打ち解けていく印象です。
・設備
自習室
自習室は法科大学院棟の1Fと2Fに2部屋の計3つに分かれており、1人1席与えられます。
B1に書庫があり、予復習や自習との兼ね合いで必要な書物のだいたいが手に入ります。
しかし、書庫へは1Fからしか入れず、書物の持ち出しは禁止なので、2Fに自習室が割り当てられた場合はかなり不便です。コピーをするか、学部図書館から貸出するかしなければなりません…。
残念ながら、いわゆる予備校本のたぐいは一切置かれていません。
日本評論社が出してる解説本はあります。
コピー機は、B1書庫に2台あり、それぞれ年間コピー500枚,プリンター(USB)300枚できます。
スキャン機能はついていません。
レジュメをUSBからプリントするので、紙派の方は前期でプリンターの600枚はなくなります。
コピーとプリンターの量が逆だと思うのは、私だけでしょうか……。
自習室は、キャンパスの1番北側の校舎にあります。
多くの講義は法経本館という中央図書館の東側にある校舎を使用します。1年次は、選択科目を除いて全て法経本館です。
自習室は8:30から開いてます。棟自体は8:00から開いているので、出待ちしている学生もチラホラいます。
夜は、日付が変わる前くらいまで開いてるそうですが、棟に外からロックがかかるので、施錠時刻以降の外出は要注意です。荷物が置き去りになります。
オンラインシステム・判例検索
利用できるオンラインシステムとして、KULINE,WestLaw,判例秘書があります。
KULINEは、大学図書館と連携したシステムで、e-bookとして電子書籍化された本を閲覧できるため、非常に便利です。ページをめくる反応が遅いのが唯一のストレスです。
WestLawは、判例検索で利用できます。有斐閣のオンラインデータベースにもアクセスできるため、判例百選や重判は購入しなくても、こちらからダウンロード可能です。
ロースクールで配布されるリンクではなく、図書館のリンクからアクセスした方が利用可能範囲が広いというナゾ仕様です。
判例秘書も判例検索で利用できます。こちらは、下級審裁判例まで辿りやすく、キーワードで簡単に検索できるので、論点について網羅的に判例をリサーチしたいときに便利です。
判例検索システムは、日本の裁判例を全てカバーしているわけではなく、いずれかにしかないものや、いずれにもないものもあります。
そのような場合は、書庫の紙媒体を探してみるといいかもしれません。
1年次で、ほとんど紙にあたることはないと思います。
履修科目についての授業連絡は、PandaもしくはWLJというシステムを通じて行われます。
WLJは通知が来ないので、常に目を光らせていなければなりません。
・雰囲気
司法試験に向けた、いわゆる受験指導はロースクールとしては一切行われません。
ですが、先生によっては、かなり突っ込んだことを聞いても対応してくださる方もおられます。
後編で触れようと思いますが、ニコニコしながら徹底的に予備校論証を叩いてくださる先生もおられます。なかには嫌う先生もおられるので、見極めが重要です…。
あと、予備校論証や自分の答案を持っていくにしても、聞き方は大切だと実感しました。
すこ~し前に、どなたかが、講義後に論証?かなにかを講評してもらいに、先生にそのまんま投げたところブチ切れられたみたいなツイートがプチ炎上していました(ツイートの趣旨は違うところにありそうでした)が、論点についての会話のなかで、ご自身の理解が正しいか確認なさるのがいいかと思います。
この世界のよくわかんないしきたりを知らず、いきなり禁忌に足を突っ込まないようにしましょう(笑)
・自主ゼミ
自主ゼミを組むか組まないか、組むとして誰と組むか…かなり悩まれるかと思います。
私の場合は、前期の後半に定期試験の過去問を起案するゼミを1つ,後期にロープラ民法(演習本)を起案するゼミを1つしていました。
クラス全体を見ても、大半の人が組んでいる印象です。
起案をするゼミや、復習して疑問点を論じ合うゼミ、予習するゼミなど用途は様々です。
元も子もないですが、組む相手によって成果は大きく変わるので、自分の勉強ペースが確立されていれば、ムリに組まず、後期あたりに優秀層が判明しだしてから、その方々と組むのがいいのかなと思います。
なんにせよ、駄弁るだけのグループにならなければ、それでいいのではないでしょうか。
・講義形式
ロースクールでは、通称“ソクラテス”(ソクラティック・メソッド)と呼ばれる、双方向形式の対話型の講義が行われます。
指名された学生と先生が問答をしていくなかで、論点の理解を深めていく講義形式です。
このソクラテスの重さによって、予習の重さが決まります。
“先輩ノート”という、ソクラテスの答えが書いてあるいわば攻略本が存在しますが、未修1年次では不要だ(未修で入学する目的を没却する)と思います。
講義の出席は毎回とられます。遅刻(20分まで)2回で欠席1回扱いとなります。
選択科目ではほとんどでありません。
4回欠席すると、期末試験の受験資格がなくなります。
ちなみに、弊ローでは、中間試験が(基本的に)ありません。
・成績評価
A+(素点85~)が5.0,A(80~84)が4.0,B(75~79)が3.0,C(70~74)が2.0,D(60~69)が1.0、F(0~59)が不合格(0.0)となります。5段階評価の平均値がGPAで進級要件に関わります。
学部と成績評価が若干異なるので、ご注意ください。
弊ローでは、素点78点を分岐点といい、司法試験合格率に大きな差が生まれるポイントとなります。
2年次に既修と合流したときに指標の1つとなると思います。
GPAが2.0を下回ると、原級留置が確定します。
また、2.0以上2.5未満でも、1月に行われる共通到達度確認試験の結果、上三法の合計で全国平均を上回っている必要があります。この全国平均を下回ると、上三法の教授陣からの口頭試問を受け、それに合格することが進級要件となります。
2.5以上あれば無条件に進級です。
つづく
「前編」いかがだったでしょうか。じきに「後編」もアップします。
そういえば先日、上述の進級要件について勘違いをしていて、クラスメイトから総ツッコミを受けました(笑)
2.5未満って、結構厳しくないですか…⁉もっと低いと思ってました(-_-;)
口頭試問は、受けさえすればほとんど落とされる人はいないと噂で聞きましたが、どうなのでしょうか…。
追記
後編は、こちら
京アニ裁判(第2回公判)の備忘録(弐)
つづき
11:28 再開
前のはこちら
証拠番号13
資料1 社会復帰センター
※Bが読み上げる
なぜかここの資料についてのみ、弁護士が読み上げていました。理由は分かりませんが、事前にそのような話し合いがあったようです。
弁護側の情状証拠になるからでしょうか?さっぱりわかりません、どなたかご教示ください…。
・統合失調症 スキゾレフレニアの症状あり
・幻覚,幻聴の症状あり
・H26 自殺要注意者→H27 解除
資料2 京アニについて
H21.5 「涼宮ハルヒの憂鬱」に感銘を受ける
「聲の形」を鑑賞する
H29.3 「フリー」を鑑賞する
資料3 京アニ大賞に投稿した小説の抜粋
資料4 2ちゃんねる,5ちゃんねるの書き込み
被告人質問で
資料5 訪問看護カルテ
※Bが読み上げる
看護は週2回,介護は週1回
公安にマークされている旨の発言
H30 PC,プレステを破壊、家の中が散乱
「つきまとってんじゃねよ」と胸ぐらをつかみ、包丁をつきつける
「今のままだと人を殺してしまう」と発言
.3 服薬をやめて、精神状態が悪化
H31.2 大宮厚生病院へ通院(入院の必要なし)
資料6 H21~H29の出来事
被告人質問で
12:26 休廷
13:27 再開 被告人の目がうつろで、少し眠そうな様子
証拠番号14 H24までの被告人の生活状況,性格等
・母親の供述
幼少期:元気で活発,手がかかる子ではない,友達はいた
学業は普通,めんどうくさがり
小3:両親離婚 親権は父に
H11.12 父死亡
葬式で10年ぶりくらいに再会
借金が多く、相続放棄した
H18 下着泥棒で逮捕
面会は拒絶された。←妹は拒絶されなかったため、こっそり同行したら激怒
↓
執行猶予付き判決を受けるも、刑務所に行きたがっていた
↓
母とその再婚相手とともに茨城県に移住
郵便配達の仕事を始める
配達先に見られた←自分に前科があると思われたか?
コンビニ強盗をしたことで、もうムリだと思った
部屋は、壁に穴が開いたり、PCがこわれたりしていた
発達障害があると疑う
証拠番号15 兄の調書
よくゲームをした
父はトラック運転手をしていた
離婚後、強くしつけがあった
冬、外で裸で立たせ、水をかぶせられた
何度も逃げ出し、母に会いに行ったが、会えなかった
真司が21歳のとき、事故で父が仕事をやめた
その後、心不全で亡くなった
H18 逮捕 面会謝絶
H24 コンビニ強盗
数日前に会う予定があったが、体調不良でいけなかった
その後、関係が疎遠になった
証拠番号16 妹の調書(~H19)
妹は真司の1歳下で、長男は真司の2歳上
父は糖尿病を患っており、事故を機に通院していた
父に精神病はなかった
14:06 記者の1人のLINE通知が鳴り、裁判長が顔をしかめる
次の再開から、被告人が入る前に裁判長から、電子機器類の音が出ないように注意があった
ちなみに、一般傍聴人は、筆記具を除く手荷物をロッカーに入れるよう指示され、スマホはおろか、貴重品さえも持ち込めなかった。
法廷に入る際、再度の金属探知検査がおこなわれる徹底ぶりだった。
妹,真司が不登校となった
妹の誘いで、平日の午前9時から夕方まで開いているフリースクールに通うようになる
真司はまじめに話を聞いていて、休み時間は友達と遊んでいた
長男,真司はゲームが好きで、FFやドラクエをよくしていた
チャゲアスをよく聴いていた
漫画はジャンプをよく読んでいた
中2になり、妹が父から性的暴行を受けるようになる
→兄たちには言えず
兄たちからはよく、優遇されていていいなと言われていた
↓
「私も、体をさわられてイヤ」と打ち明ける
↓
真司が、父の胸ぐらをつかんでブチ切れる
真司は高校時代、県庁のメールボックス配達のバイトをしていた
友人はいた
LUNA SEAやGLAYを聴くようになり、BOSEのスピーカーを購入するなど音にこだわりを持つようになる
バイクで友人とツーリングをしていた
食に好き嫌いはなく、ラーメン,パスタ,カレーが好物だった
高校を4年かけて卒業し、音楽の専門学校に進学した
しかし、まわりと1歳年上だったこともありイジメを受け、1年もしないうちに退学し、実家に戻ってきた
父,真司,妹の3人暮らしをしていたが、父と真司は仲が悪かった
真司はコンビニでバイトをして、新人教育を任されていた
店長が自分に仕事を押し付けてくると愚痴をこぼすようになる
妹が20歳のとき、妹が帰宅後、父が動かなかった
110,119通報するも、亡くなる
母が駆け付けると、真司は嫌な顔をしていた
下着泥棒で逮捕される
「妹となら面会する」と許されたので母もつれていくと、「それはないだろ」と怒る
公判のなかで「自分の人生、どうでもいい」と発言
執行猶予付き判決を受け、茨城に母と移った
茨城では、小説を書いていると言っていた
長男が精神病を患い、大学病院に通院していた
真司のことを誘うも断られていた
コンビニ強盗以降、疎遠になった
14:25 休廷
つづく
京アニ裁判(第2回公判)の備忘録(壱)
はじめに
本件について、これまでは受動的にしか情報を摂取してこなかった私だったが、傍聴に並び、はじめて能動的に情報を摂取しようとしている。
我ながら、「減刑」と「減軽」が分からなかった頃からの成長を感じる。
ここでは、傍聴の記録として私がとった傍聴メモをもとに、その公判の流れを記していきたい。
目標は「ネット記事より詳細に」だが、そこまでの自信はない…。
量でも質でも負けてどないすんねん!ってかんじだが、そもそもこちらは自己満の備忘録なのであるから、メディア媒体とは”ねじれの位置”にあるということにしておく。というか、そうだろう。
せっかくであるから、傍聴時の個人的な感情や見たことも記したい。
しかし、客観的な情報と主観的な情報が混ざるのは避けたいから、主観部分については青字で記すこととする。
第1回公判については、こちらをご覧いただきたい。
【本日のお品書き】
傍聴整理券配布・抽選
今朝は9:00頃に整理券の配布を受けた。
昨日(第1回公判)は、公園にあふれんばかりの傍聴希望者とマスコミがいたが、今日は半分以下に。
9:40 抽選結果発表。
あった…。。
さすがにヒマを持て余し、裁判所近くのカフェでコーヒーをいただいていたところ、裁判所HPにて当選の結果を見た。
一緒にきていた先輩とまさかの連番当選。
さながら大学入試の結果発表のような、歓喜の瞬間であった。
倍率は5倍と、昨日よりは落ち着いたものの、それでも高倍率に変わりなし。
そこで連番当選するとは、なかなかの強運である。おそらく先輩の年内の運は使い果たさせてもろた(笑)
裁判員裁判
総論
裁判は通常、裁判官1人または、右陪席,左陪席を含む合議体で行われる。(裁判所法18条,26条,31条の4,35条)
裁判員制度は2009年に始まった制度で、「裁判官の員数は三人、裁判員の員数は六人」(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(以下、法)2条2項)とされている。
そして、裁判員裁判の対象となるのは、原則として「死刑又は無期の懲役若しくは禁錮に当たる罪に係る事件」(法2条1項1号)である。
本件は、殺人,現住建造物等放火など、「死刑又は無期の懲役若しくは禁錮に当たる罪に係る事件」に該当するため、裁判員裁判となっている。
開廷前
増田啓祐裁判長を中心に、右陪席が男性,左陪席が女性の裁判官であった。
裁判員は全員で12名。男性が5名,女性が7名であった。
ここで疑問が生じる。「裁判官の員数は三人、裁判員の員数は六人」とする、法2条2項の文言である。
法10条1項及び2項を見る。
「裁判所は、…… 補充裁判員を置くことができる。ただし、補充裁判員の員数は、合議体を構成する裁判員の員数を超えることはできない。」(法10条1項)
「補充裁判員は、裁判員の関与する判断をするための審理に立ち合い、第二条第一項の合議体を構成する裁判員の員数に不足が生じた場合に、あらかじめ定める順序に従い、これに代わって、裁判員に選任される。」(法10条2項)
つまり、合議体を構成する6人の裁判員の員数を超えていない、6人の補充裁判員は審理に立ち会えるのである。
刺激的な証拠(遺体写真,現場映像)などは提出しないとの報道も目にしたが、年明けまでかかる長い公判であり途中で体調不良者がでることも考えられるため、法定いっぱいの補充裁判員を置いているのだろう。
私は以前、広島地裁で開かれた裁判員裁判の傍聴にいったことがあるが、その際は裁判員は6名であった。
補充も含めて12名入ることは異例なのだろうか、、
検察側から傍聴席前にかけて、L字型にアクリル板が設置されていた。
また、普段は灼熱と化す裁判所が、南極ばりの極寒であった。全身に重度熱傷を負い、移植したばかりの皮膚だから、体温調節しにくいことへの配慮かと考えられる。
開廷
10:33 車イスに乗った被告人(以下,A)が、官吏に押され入廷する。
長そで,長ズボンのジャージ姿で、マスクを着用。パウダーのようなもので顔が白く、肌の状態は一見普通にみえるが、マスクの下や首元にはヤケドの跡が赤く残っていた。
10:34 裁判長「開廷します。」
本日は、証拠調べの続き。
証拠番号11 捜査報告書 犯行時状況,道具の説明
・京アニ南側路地に携行缶2つ、その横にリュックサックが置かれていた。
携行缶の1つに19.87L、もう1つに4.20Lのガソリンが入っていた。
→携行缶は赤色で、法定のものであった。少し前までは、ガソリンスタンドでポリタンクのようなものにもガソリンを入れることができたが、今は法改正により赤い缶でないと入れることができない。
携行缶は20L容量の小さなものであるが、これを2つ持つとなるとなかなかの重さである。(空でも缶自体そこそこ重い)
2つの携行缶に残るガソリンの量からして、恐らく2つとも20L近く入れていたのだろう。
私が大学時代に所属してた部活でも、携行缶にガソリンを入れて持ち運ぶことがあるのだが、2つ持つのはかなりしんどい。よくシュラッグして僧帽筋を鍛えたものである。
・黒いバッグに柳刃包丁が1本出ている状態で置かれていた。バッグ内部には5本の包丁が入っていた。
刃体の長さは19~25cmほど
刃に磁石がついたことから、鋼質性である。
・京アニ正面出入口に台車とハンマーが置かれていた。
証拠番号12 救急搬送前のAの言動(音声)(文字起こし有り)
※若干飛んでるところ有り。全文は新聞記事へ。
警察官(以下、K) 「名前言えるか?」
A 「アオバ!」
K 「なんて??」
A 「アオバ!アオバシンジ!!」
K 「生年月日は?」
A 「53年5月16!」
K 「何やった?がんばれ!言え!!」
A 「パクられた!」「小説、パクられた」
K 「何でやった?」
A 「ガソリン!」
K 「何で火をつけた?」
A 「チャッカマン」
K 「どうした?どこで買った??」
K 「どこから来た?」
A 「埼玉!」
K 「ここがなにか知っているのか?」
A 「知らない!」
K 「なんでやったんだ!あなたには答える責任がある!!がんばれ!言え!」
A 「お前ら全部知ってるだろ!!」
A 「小説パクられた!」
K 「どこ住んでるの?」(背後で救急隊員の声が聞こえる)
A 「……」
K 「ガソリンどれくらい?」
A 「……」
→実際は動画で撮影されたものであったが、映像は映さず音声のみで、文字起こしされたKとAの会話がモニターには映されていた。
Aの火傷の程度から、死亡する可能性も十分にあっただろう。より多くの必要な情報を単語で聞いていくKの技術にただただ驚いた。
このような重大犯罪や被疑者が死亡する可能性のあるときは、高度な技術を持つ警察官が緊急で派遣されるのだろうか。それとも、この技術は皆が有する標準的なものなのだろうか。
どのような事実が必要か、ある程度のマニュアルが存在するにしても、現場でそれを実践することは容易ではないように思う。
Kの声は、腹部に力の入った太く力強い声であった。それでいて怒鳴ることなく聞き取りやすい声で、どれも1,2秒ほどの単語での問いかけであった。
Aが搬送されるまでのおよそ3分間
ここで集めた情報が、Aの意識回復までの捜査に大きな意味をもたらしたのではないだろうか。
Kに証人尋問の予定があるのなら、傍聴したいところである。あの現場で、どのような状況整理をしていたのだろうか。
また、被疑者をどのように特定したのだろうか。目撃者がいたのだろうか。その点疑問である。
証拠番号13 Aの生活面
S53.5.16 浦和にて出生
S60.4 小学校入学
H3 中学校入学→転校(H4)
→不登校, 父のしつけが厳格となる
他人がよってくるなと言ってくる気がする
H6 定時制高校に入学
H10 高校卒業後、音楽専門学校に通う→退学
→コンビニバイトをする
H11 父死亡
住侵,窃盗,暴行事件を起こす(下着泥棒して、女性に馬乗り)
→自分が上手くいかないのは、家族のせいだと主張
H19 懲役2年 執行猶予4年(保護観察付)
H20.12 母の居る茨城へ
H22.2 郵便局に勤める
→兄が前科ばらして居づらくなる
このころから怒りが抑えきれなくなった
「涼宮ハルヒ」シリーズの小説に感銘を受け、ライトノベルを書きだす
9 生活保護の需給開始
H24.6.5 強盗事件起こす
コンビニにて、刃物で店員を脅し、現金21000円を強取
→ムカついてイライラしたからした,社会のしがらみから逃げたかった
事件当時は秋葉原無差別殺人事件に感化され、無差別殺人を計画していた
同居していた母と兄にガソリンを撒いて殺そうと考えていた
統合失調症の診断を受ける
H29 どちらも落選
5.9 サイト「小説家になろう」に入会
短編小説を投稿,長編小説を分割して投稿
11 近所と騒音トラブルが増える
R1.6.18 包丁6本購入
→大宮駅前で大量殺人を計画したが断念
R1.7.18 本件発生
R2.5 逮捕・勾留
11:06 休廷
11:25 再開予定
続く。
続きはこちら
京アニ裁判(第1回公判)の備忘録
プロローグ
今までアニメーション作品にほとんど触れず生きてきた私が、ここ数年で少しずつアニメーション作品も観るようになった。
Pokémon,ドラえもん,クレヨンしんちゃん,サザエさん,ちびまる子ちゃん,忍たま乱太郎、あたりの誰しもが通るであろうご長寿アニメは、我が家のお茶の間でも流れていた。
ただ、観た記憶のある作品といえばその程度で、近年話題の鬼滅の刃や呪術廻戦,チェンソーマンといった類いのアニメとは無縁のこれまでだった。
日本中が震撼した、京アニ放火殺人事件が起きたのは、いまから4年前の2019年。
速報を見て、あまりの規模に言葉がでなかったのを今でも覚えている。
当時、「京アニ」がなんなのか全く知らなかった。
報道では、「京アニ」という単語が使われたため、それが「京都アニメーション」という制作会社だと知ったのは少ししてからであった。
それ以来、アニメにも色んな制作会社があることを知り、特に敬遠してきたわけでもないが、これを契機にとアニメを観るようになった。
とはいいつつ、この4年間で観たのは、「日常」「ゆるキャン△」の2作品だけである…。同じような系統でオススメがあれば教えていただきたい(笑)
【本日のお品書き】
裁判傍聴
ロー生なら裁判傍聴したことある人が多いだろうが、一般的に裁判傍聴したことある人は稀なのではなかろうか。
ある日ふと、いつもの習慣で色んな裁判所の「裁判員裁判開廷期日情報」を覗いていると(ド変態)、京都地方裁判所に32回も期日のある裁判を見つけた。
「建造物侵入,現住建造物等放火,殺人,殺人未遂,銃砲刀剣類所持等取締法違反」
忘れていた凄惨な事件の記憶が喚起される。
ついに、はじまるのか…。
争点としては、刑事責任能力になるであろうから、弁護側がどのような訴訟活動をしていくのか、滅多にない機会をこの目で見たい。
その一心で9月5日、8:30からの傍聴整理券の配布に並んだ。
傍聴整理券配布・抽選
本裁判は、京都地裁101号大法廷という、傍聴席が88席ある法廷で行われる。
実際、報道や遺族,被害関係者の席が確保されているため、一般傍聴席はわずか35席。そこに、500人近くの傍聴希望者が集まり、およそ14倍ともなる倍率となった。
配布開始から5分ほど経ってから整理券を受け取ったが、すでに200番台後半。この事件の注目度を改めて感じた。
配布開始が8:30で、抽選結果発表が9:40。
暇やな、テキトーな論証集持ってきとけばよかったなとも思ったが、ひっきりなしにマスコミ取材を受け、ありがたいことに暇を持て余すこともなかった。
新聞社3社と全国放送のテレビ1台の取材を受け、それっぽいことをそれっぽく話しといた。さっき、ネットの有料記事に掲載されているのを見つけた。
せっかくだから、登録して読んでみた。ええカモにされとるやんけ…
9:40 抽選結果発表
落選。
報道陣に囲まれ、テレビカメラの構える地裁入口に向かう当選者たち
それを背に、北へ。ローの自習室に向かう私
また明日もくる
ごきげんよう、さようなら
続きはこちら
期末試験(1年前期)ヤマ当てダービーの備忘録 刑事系編
1年 前期 期末試験
さてさて、7/16の予備試験が終わり、いよいよ前期期末試験です。(それが終われば夏休み!!勉強三昧だ!)
1年次の科目は、刑事訴訟法,刑法,憲法(人権),財産法(総則・物権),家族法,選択科目Ⅰ,の6科目です。
さすがに1年次で扱う論点で捨てれるような重要度のところはないので、全部仕上げるのは前提ですが…
どーせなら、ウッキウキで問題用紙を表にしたいので、出題論点ダービーを独りで開催します。
クラスメイトのみんなへ
もし、予想的中してたらビールおごってください(笑)
今回は刑事系編ということで、刑事訴訟法と刑法をなんとなく予想します。
マジで独断と偏見です。つか、刑法なんて全論点でるだろ!数えるほどしか進んでないのに、予想もへったくれもないで(笑)
ほな、レッツゴー!
【本日のお品書き】
刑事訴訟法
出題形式
第1問 事例問題
第2問 一行問題
予想論点
「捜査法」:おとり捜査, 現逮→捜索差押え(各限界), 別件逮捕勾留→余罪取調べの限界 強制採尿(可否,令状の種類,執行)
「証拠法」:補強法則の意義, 精神状態の供述, 科学的証拠方法
「訴因」: 訴因変更の要否
分析
「どうせ第1問の事例が捜査法で、第2問の一行問題が証拠法やろ!」という安易な読みをHRE先生はぶっ壊しに来ると信じてる。
第1問の本命予想は、大穴狙いで「訴因変更の要否」
ただ、これを事例で出してしまうと論パペタペタで終わってしまう。やはり出たとしても、可否,許否もセットになるかと…
とすると、やはり出ても一行問題かな~っと現実見てる。
証拠法を事例問題にしてくるって逆張りも考えられるが、捜査法の検討が不可避なので、やはり証拠法は一行問題が無難かな。(3年前にとんでも不意打ちの証拠法出てたけど…笑)
捜査法で別件逮捕勾留でてきたら、わりとカオスなことなりそう…(笑)
そうなると、一行問題は軽めの証拠法(条文趣旨くらい)かなと予想。
所持品検査,一斉検問も狙い目かもしれんな…
神のお告げ!!
(7/22追記)
今日の行きしな、いつものように阪急京都線で気絶(寝不足…)していたら、HRE先生が現れた…
いつものような力のない声で、「強制採尿でますねぇ…」と仰られた。
まさに"神のお告げ”であった。。
たしかに、110分という試験時間に事例問題と一行問題ではあまりに少ない。そこで「強制採尿」を事例問題にすることで、少なくとも3つは述べることがあり、証拠法にも繋げることができる。
しかも令和4年重判に「強制採尿」がらみの判例が載っていた(気がする、たしか井上先生)。
まっ、従前の予想もあえて保険をかけて残しておきつつ、大本命は「強制採尿」に変更ですっ!!
刑法
出題形式
第1問 空欄補充
第2問 事例問題
第3問 事例問題
予想論点
第1問 宿題プリント
第2問,第3問
☆不作為
分析
第1問
宿題プリント見直すのみ!Easy work!
第2,3問
直近(TKYM先生担当)4回で不作為犯が出ているので、今回も出題可能性は高そう。
問題は残り1問。直近3回で正当防衛,緊急避難が出てるので、今回も出題可能性は高い。
砂抹吸引とクロロホルムが本命かな。後者ならH16年判決ペタペタしとけばいいんやが、前者は論点多いから、しっかり整理しながら書きたいところ。
過失の場合は荷台とか出てくるとおもしろいかも!?
1問は「たのしい刑法Ⅰ」のケースから出すそうね、、